
こんにちは!ラクちん料理が大好き、管理栄養士まるこです。
最近は、プラスチックごみを減らそうという動きが広がっていて、「繰り返し使える保存袋」が注目を集めています。
ダイソーの「シリコン保存袋」もそのひとつ。前回ご紹介した「Zip Top」と同じで、ちょっと気になっていたアイテムです。
というわけで、この度、我が家でも購入し試してみました!




お手頃価格だけどちゃんと使えるの?使い勝手はどうなの?など、気になるところを実際に使ってチェックしてみました。
この記事では、「ダイソーのシリコン保存袋」を使ってみた感想や、我が家ならではの活用法を、わかりやすくご紹介しています!



ちなみに、ダイソー系列の「スタンダードプロダクツでも、同じ形でサイズ違い・色違いのものが発売されています。




ダイソーの「シリコン保存袋」ってどんな商品?
2025年5月現在、ダイソーからは2種類の保存袋が発売されています。


◆写真【左】は、商品名「チャック式シリコーン保存袋」
◆写真【右】は、商品名「シリコーン保存袋」
どちらも、電子レンジ・冷蔵庫・冷凍庫・食洗器がOK。
比較すると、次のような感じです。
商品名 | チャック式シリコーン保存袋 | シリコーン保存袋(ロックバー式) |
---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | |
開閉方式 | チャック式(袋の上部を押し合わせて閉じる) | ロックバー式(ポリスチレン製のバーをスライドさせて密閉) |
サイズ展開 | 93ml(110円)、240ml(220円)、500ml(220円)、700ml(330円) | 340ml(220円)、680ml(220円)、1L(330円) |
耐冷・耐熱温度 | -30℃~230℃ | 本体:-30℃~230℃、ロックバー:-20℃~70℃ |
電子レンジ対応 | 可能(加熱時は袋の口を開ける必要あり) | 本体のみ可能(ロックバーは不可) |
食洗機対応 | 可能 | 本体のみ可能(ロックバーは不可) |
密封 | 完全密封ではない | 完全密封 |
自立性 | 〇 マチが広く自立可能 | △ マチが狭くすぐ倒れる |
その他特徴 | ・一体型で開け閉めもラクで洗いやすい ・液体の保存は横置きや逆さにしないよう注意が必要 | ・吊り下げ用のフック穴付き ・液体の保存は横置きや逆さにしないよう注意が必要 |
どちらがおすすめだったかというと…



断然、チャック式シリコーン保存袋でした!
チャック式ではないただの「シリコーン保存袋」は、とにかくロックバーが扱いづらく、開け閉めが固くて手間取りました。Zip Top同様、フタ一体型の方がありがたい…。
その商品のポテンシャルから考えて、使い方としては大きく3つが考えられます。
食品の保存
・野菜、果物などをそのまま保存
・カットした食品を冷蔵庫or冷凍庫で保存
下ごしらえ
・肉や魚と調味料を一緒に漬けておく
調理
・野菜や肉を袋に入れて電子レンジで簡単蒸し料理
・電子レンジで作る蒸しパンのボウルや型代わりに
実際に触ったり使ってみた感想。正直どう?
実際に触ったり使ったりしながら、どの使い道が最適か検討しました。
チャック式シリコーン保存袋




柔らかい素材ですが、自立します。
Zip Topと比較すると、ダイソーのものは「柔らかい&口が若干閉じている」というのが特徴。


ダイソーは、食材を出し入れするのに片手で口をひらいておく必要があるので、袋の上から食材をつぶすことはできますが、ボウルの代わりに容器内で食材を混ぜるには手こずりました‥調理として使うのは不向きかな…。
シリコン素材なので、生肉や生の魚をつけおきすると臭い移りは感じました。衛生面を考えると、漬けおきも不向きか。
洗いにくいですが、ベロっととひっくり返せばなんとか洗えます。食洗器があるなら食洗器一択ですね。
シリコーン保存袋(ロックバー式)
シリコン袋の他に、ロックバーが付いています。




このロックバーのおかげで密封になり、液体もこぼれません。
しかし先に言った通り、このロックバーをスライドして口を閉じるのがなかなかコツがいるのです‥。う~ん、煩わしい…。これは、プチストレス。
ロックバーがないと口は閉じないので、使い物にならない。
洗う時もロックバーの溝が洗いにくい。



残念ながら、コレは日常使いできないかなぁ。


↑作りすぎたパンを冷凍用に入れてみました。
いつも入れていたビニール素材と比較すると、シリコンなので破れにくく、詰め込まれた冷凍庫内でもパンの形状も守ってくれます。
自分に余裕があれば、このようにパンの冷凍に使えそう。
あとは、「密封」という点で、キャベツや白菜、きゅうりなんかの浅漬けに、上から揉むことはできそうです。
我が家の活用法ベスト3
結局、いまは開け閉め簡単な「チャック式シリコーン保存袋」をリピートして使っています。



やっぱり扱いやすいのが一番ですね!
我が家でダイソーのシリコン保存袋を使うのは、大体こんなときです。
- ぱらぱらに冷凍したい食材の保存
- 生のまま食べる野菜、果物の冷蔵保存
- 作ったパンの常温保存
これまでよく使っていたラップやポリ袋。洗わず使えるのが良いところですが、素材が薄いので破れやすいし、自立しないところが欠点。「エコ」という要素抜きでもシリコン保存容器のほうが優秀です。
ひとつずつ紹介します。
ぱらぱらに冷凍したい食材の保存(野菜やきのこ、離乳食など)
◆きのこ、油揚げ、ネギなど
我が家では、主に「きのこ」「油揚げ」「ネギ」は、小分けor適当なサイズに切って冷凍保存しています。
これまでポリ袋に入れて冷凍庫にポイっと入れていたのですが、
- パラパラにならずにくっついて凍ってしまう
- 冷凍庫内で迷子になる
- 中身が見えにくい
- 硬く凍った食材で破れる
で、あまりうまくいっていませんでした。(タッパーに入れると貴重な冷凍庫スペースをとってしまう…)
そんなとき、ダイソーのシリコン容器が役立つのです!!




ある程度空間がうまれるので、冷凍後に外側から揉むとパラパラに保存できます。
あとは、「生姜」をそのまま入れて冷凍することも。使いたいときに、凍ったまま使いたい分すりおろす、なんてこともしています。(これも庫内で迷子にならないし、タッパーほど冷凍庫の場所をとらないので良いのです〇)
◆離乳食のストック
あとは、0歳児がいる今ならではの使い方。離乳食を作ったときに、ダイソーのシリコン容器に入れています(100円ショップで購入した製氷皿のような容器に冷凍し、小さいブロックにしてから)。


これまでは下のようにポリ袋に入れていました。↓


ポリ袋だと、袋が離乳食にへばりついて破れそうになったり、離乳食を取り出しにくかったり。取り出す度に結び目を解く必要があるので、面倒。
シリコン容器はフタの開閉が便利ですし、壁面が離乳食にくっつくこともないので快適です!


生のまま食べる野菜、果物の冷蔵保存
主にキウイやトマトなど、小さめで丸っこいものを入れています。




トマトは潰れないようにプラスチック容器に入れられて売られていることが多いですが、この容器、冷蔵庫の中で結構かさばります。そして、トマトの量が減ると容器の中に空間ができて、なんだかスペースがもったいなく感じる。
シリコン容器なら、冷蔵庫の場所も大きくとらず、スッキリ収まる。
そして洗う時にシリコン袋に入れたまま洗えるので便利!


食材が入ったまま水を入れ、シリコンの口を閉めてシャカシャカ。
水切れも良いです。


作ったパンの常温保存
オーブンを新調したことで、最近パン作りに凝っています。
無添加のパン、美味しいですが保存に悩む。1日~2日で食べられなければ冷凍庫に保存しますが、それ以外は常温でシリコン袋に入れるようになりました!




取り出しやすく、蓋をした状態でも中を確認しやすいです。
まとめ:ダイソーのチャック式シリコン袋には、エコだけじゃない利点がいっぱい
チャック式シリコン袋はいま我が家で大活躍。お値段もお手頃なので、今後買い足し予定です。一方で、ロックバー式は未だに使いこなせていません。
気になった方はぜひ、チェックしてみてくださいね~!
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